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温泉に行くと、J.Kと遭遇。ガチャさんも入ってきて、何故か酒を呑まないガチャさんが酒の心配。
「どうするの?酒、買ってないじゃん」 協議の結果、宿側とは酒の持ち込みについて僕が交渉、
J.Kがアリさんを誘い、散歩がてら買い出しに行くことに決定。
アリさんは、その場にいないから、欠席裁判。
あっ、お風呂は、確かに温泉。
ヌルッとしないが、結構、温度は高め。諏訪湖を、というより、近隣の民家を望める露天風呂もあり、
この露天風呂の温度は何故か低めだ。
室内の湯船に浸かり、露天風呂の空間で体を冷まして部屋に戻るってのがお勧め。
この時期の関西地方(平野部)は、夕方でもまだまだ暑い、
これに比べれば、流石に長野県、夕方の冷りとした空気がとても心地よい。
温泉でさっぱりしたら、そろそろ宴会の開始時刻。
ガチャさんは、土産用の酒を購入、発送しているらしく、18時を過ぎても宿に戻っていない。
どうせ奴は呑まないからと、さっさと宴会を始めることにした。
ビールで乾杯した。 お酒も呑んだ。
お酒の持ち込み料は取られなかった。
ガチャさんは、いつも通り、ご飯を5杯食べ、おひつは空っぽ。
J.Kの間違い歯磨きの話は覚えている。
一切れだけの牛肉を蒸したものは美味しかった。
信州蕎麦もあったっけ。 詳細は覚えていない。J.Kも覚えていないことだろう。
でも、あっという間に時間は過ぎて、20時になれば、時間ですと宴会場を追い出された。
20時30分から、諏訪湖の対岸で花火が上がるということで、宿に併設されている展望台という名のスペースに移動、
みんなで仲良く、15分少々の花火観賞。
小さな花火が、50発くらい。
小じんまりした花火が、この季節、連日あげられるらしい。
花火が終わり、宿のロビーに移動。
自販機で買ってきたビール類を呑みながら、ロビーで交わされた会話の殆んどは、オフレコの痴話ばなし。
主役はりんちゃん。
ツーリングウィドウとして、思いのたけをぶちまけたんだろう。
お三人さんは、面白かったらしいが、生きた心地がしなかったのは僕。
部屋に帰ってからは、平和だったから、まぁ、よしとしよう。
(済みません、この辺は、参加者だけが判る場面で、
このロビーでの会話の数々は筆舌に尽くしがたい部分があって、諸般の事情により割愛します。)
20時30分就寝の予定が、ずーっと遅れ、各自、部屋に戻ったのは22時を回った頃。
模範的ライダーである我々は、早寝早起きをせねばならぬのに、今回は失敗した。
6時30分に目が覚めた。
いつものお泊りツーなら、5時には確実に目が覚め、周辺の散策を行うところだが、
朝風呂に入り、部屋に戻れば朝食の時間。
ビュッフェスタイルの朝ごはんをいただき、出発までの時間を使って、ちょっとだけ神社内を散策。
熱いので気をつけよとの注意書きが書いてある温泉口に手を出して火傷をしたのはJ.K。
やっぱり雨雲を呼び寄せてしまったのもJ.Kだ。
8時30分の出発時刻には、パラパラと小雨が降り始めた。
仕方なく、というより、J.Kがいるからと皆で諦め、雨天用の装備に転装、15分遅れで宿を後にした。
諏訪湖を半周し、国道153号線をしばらく走ると雨は上がり、太陽がちらほら。
足元まで雨具で完全武装した先導のガチャさん、コンビニで緊急停止、
雨具を脱ぎ、ついでに、クネクネ山間部ルートに変更することに。
僕は、コンビニで本日4度目のお勤めでスッキリし、店の外に出ると、ニコニコしたガチャさんが自分のポーチの中を見せつけてくる。
中を覗くと、先ほどチェックアウトした部屋のキー。
山王閣414号室と書いてある部屋の鍵。
まぁ、郵送すればいいだけだけど。
良い子の皆さん、真似をしちゃダメですよ。
ホテルを出るときは部屋の鍵はちゃんとフロントのお兄さんに返しましょうね。
さて、ルートを変更した僕ら一行、国道152号線(秋葉街道)を南下する。
中央構造線に沿った道で、断層がいたるところで露出しているはずだが、見ていない。
僕らはクネクネ道を走るだけ。写真撮影のポイントも無視、ひたすら走る。
クネクネに疲れた頃、ちょうど、松川という場所に辿り着いたのはお昼頃。
昨日のお昼はしょうゆかつ丼、夜はウナギにお肉、
J.Kが予定した今日のお昼は、「三匹の子豚」っていうトンカツ屋さん。
二日連続でトンカツはなかろうと、ガチャさんが偶然辿り着いた蕎麦屋さん「にっぱち屋」で信州蕎麦を食することとなった。
田舎のお店なのにお客さんが待っていて、期待に胸は膨らむ(ブラジャーを付ける程には膨らまないが・・・・)。
お店には金魚が飼ってあり、その横には「危険、ピラニアがいます」って書いてある。
金魚鉢からちょっと離れて座ったJ.Kが僕に尋ねる。
「その金魚鉢に、ピラニア、いるの?」って。
「金魚がプカプカ泳いでいる中にピラニアがいちゃ、まずいでしょ。」
最近、J.Kの言動に慣れてきた僕ら、多少のことでは驚かない。
歯磨きの間違いでも、「あ、そうか」と聞き流す。
最近、換えたというマフラーとお揃いで「ヨ・シ・ム・ラ」って書いてある帽子を被ってきても気にしない。
防水スプレーの効き目がどうであろうと、僕らには関係のない出来事なんだ。
さて、お蕎麦。大盛りでも、多分物足りない程度の盛り具合ってことと、多少、お値段が高いこと以外は、満足。
何より、二日連続のとんかつでなくて良かった。
松川ICから高速へ進入したのは、13時前。
後は、各自の自宅を目指し、曇り空の中、ひたすら走るだけだ。
中央道から東名、名神を走行、多賀SAまで走ったところで休憩。
15時過ぎだ。 昼ごはんが少なめだったからか、
饅頭を買い食いする奴、コロッケを食べてる奴もいたが、ここでちょっとノンビリしていたら、雨が降り出した。
とうとうと言うか、やっぱりと言うか、J.Kに雨の神様が降臨した。
雨雲レーダーを確認すると加古川付近は真っ赤っか。
どうも、加古川のある地点(J.Kの自宅付近)から雨雲が大量発生しているようだ。
再度、雨に備えるべく完全武装し、バイクを走らせる。
解散地点である草津SAにてアリさんとは別行動。
この時点では、まだまだ普通に走れる程度の雨量。
京滋バイパスを過ぎ、名神道に入った頃から土砂降り。
これぞJ.Kって感じの雨。雨具を通してでも、降りつける雨粒が痛い。
ずぶ濡れの暴走族のお兄ちゃん達と並走しながら、自宅まで戻ってきたのでした。
今回、ご一緒いただいたアリさん、ガチャさん、しちょうさん(J.K)、お疲れ様でした。
また、遊びましょうね。
ご参加されなかった皆さんも、事情が許せば、次回、是非ご参加下さいね。
以上、諸般の事情で2ケツでの参加となりましたおっちゃんがお伝えしました。
2ケツでの遠距離走行は、やはり辛い部分がある・・・・・・・。 おしまい。
わたし(しちょう)が撮った写真&コメントはコチラへ