NO-2

ああ、そうしたかったのか。

遠いよ。

ちょっと待って・・・

近づいて。パシャ。

しょうもね。

紅葉?

電灯もない真っ暗なトンネルを抜けると、

ず〜っとこんな風景が、続きます。

渓流と併走する、

広葉樹林に囲まれた、クネクネ峡路。

「クマ出ます。注意」って書かれた立て札・・・

道には一面に敷き詰められた落ち葉・・・

雨は降り続きます。

海(熊野市街)に出るまで、約80km。

「なんか、変なニオイする」と、おっちゃん。

「くっついた落ち葉が、焼けてローストされてるんじゃ?」

と、てんげんさん。

こんな路面なんで、飛ばす気にはなれません。

神経を尖らせながら走ってるので、

ありがちな、昼食後の眠気はないです。

で、

だんだん走りやすくなってくる。

でも、油断すると「ズリッ」って・・・

 

上北山村の池原ダムを過ぎたあたりから、

309号は国道169号と合併します。

この169号がいきなり快走路。

40kmくらい続いたかなあ・・・

かなりハイペースで走れました。

しかし、タイヤが滑る・・・・

履かせているタイヤ(ハイグリップ系)がマッチしてないのか、

やっと海(熊野市街)に出た。

これで今回の、雨天の醜道は終わり。

ホッとする気分で、しばし休憩。

 

今回で気づいた。スポーツタイヤは「ウエットに弱い。」

BSのツーリングタイヤを履いてるてんさんに聞く。

「タイヤ滑った?」「いえ、全然」

次はやっぱり、ツーリングタイヤにしようかなあ。

ほんとうに、「トラウマ」になってしまうんじゃ・・・

って思うほど、よく滑った。

あちらは海です。

しかし丸一日こんな天気だった。

さ、宿に行くべ。

途中で買い出し。(地酒+その他)

「紀伊勝浦駅」にちょっと寄り道。

事前調査では、確か駅前にあったはず・・・

あった。

駅前の「海産物センター」

ここで買い出しを済ませ、15分ほどでホテルへ着きます。

16時過ぎ。

予定通り。

で、ホテルに到着。

国民宿舎あらふねリゾート

吉野熊野国立公園内にあって、

静かな漁港に隣接した田原海水浴場が目の前。

雨の当たらない場所に停めさせてもらえました。

8畳の部屋。

窓からは田原海水浴場が見えます。

窓を開けると、途切れることなく波の音が・・・

さて、温泉へ。

3階から1階に降りて、

ロビーを通り抜けて・・・

大浴場です。

(そんなに広くないけど)

浴場です。

水風呂はあるけど、サウナは撤去されてます。

夜はこんな感じ。

レストランで夕食後、部屋に帰って宴会。

おっちゃんは、19:30には寝ました。

わたしとてんげんさんは、その後10時前にお開き。

波の音を聞きながら、11時過ぎには消灯しました。

で、朝。

あれっ?天気よくね?

遠くに晴れ間も・・・・

(撮るの忘れた。)

朝食バイキング。

バイキングって嬉しいんだけど食べ過ぎるんだよね。

さ、2日目出発。

ほら。

晴れ間が・・・・

わたし以外、誰もカッパを着ていない。

(カッパ以外持ってこなかったからだ)

 

今日は海沿いを走って、潮岬経由で、

南紀田辺ICから70km走って和歌山へ。

加太漁港を目指します。

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