2015.06.12

整備レポート

ハンドルマウント「USB電源」、不良による交換作業。

by しちょう 

ハンドルマウントした「USB電源2口ソケット」の不良によって、新しいものに交換。

左カウルを取り外したところ。(黄色い箇所が、後付電装品のハーネス)

カウルの脱着は、爪が折れないかとドキドキする。

なんせ、4箇所あった爪が、3つ折れてしまっているので、残りの1つが折れちゃったら・・・

でも、ちょっと慣れてきたんで大丈夫そうだ。


後付電装品のハーネスをバラしたところ。

画像のサイドの部分に、後付けした電装品類のハーネスをまとめている。

グリップヒーター+レーダー+USB電源+予備端子

電源も、車両のその辺の電気を使わず、バッテリーからリレーを介して別系統で引いている。

それによって、高電力を必要とするグリップヒータなどの電力を安定供給できるし、

後付品のトラブルが起きたときにも、車体側の電装品へのダメージが避けられる。


よくこんな接続タップが付属していたりするけど、絶対に使ってはいけない。

かなり高い確率で。将来的に接続不良を起こします。

そうなったときに、コレが原因ってわかるまで、大変苦労するし、

ETCで不具合が起きると、かなり困ります。

上の画像のように、面倒でも接続キボシ端子を使いましょう。

端子のオス・メスの使い分けは、水の流れが電気で、バッテリがダム・アースが海だとすると、

上流側に、メスキボシ、下流側にオスキボシとなります。

車でもバイクでも国内メーカーではこのルールに従ってます。


接続の差し替えを終えたら、ハーネスを通していきます。

バイクではハーネスの通り道が決まっているので、それに沿って引き込んでいきます。

適当に引き込むと、ハンドルフルロックで断線したり、摩擦熱で急速に劣化したりします。


ハーネスを引き終えたら、ハーネステープを巻いて、防塵・防水処理をしておきます。

いちおう、わたし以外が見たときに、わかりやすいように何の配線か書いたテープを貼っています。

もっときちんと丁寧にすれば、上の画像より綺麗に仕上がるだろうし、純正のハーネスラインと区別がつかなくなるけど。

その辺は、性格ってことで・・・

注意するのは、普通の絶縁テープを使うと、夏期の炎天下などで、ネチネチベトベトしてきます。

今回のようなメンテナンスで剥がしたときにもネチネチが残って取れません。

粘着力は多少弱いけど、ハーネステープは、そこそこの耐候性があるので、ネチネチしてきません。

(ハーネステープは専門店か、エーモンやデイトナでも商品として売っています。)

剥がれ防止には、タイラップで縛っておけば充分です。

(ちなみに、完全な防水性を望まれる場所では「自己融着テープ」ってのもあります。)


 

取付が完了した「USB電源2口ソケット」。

これは、ナビの電源をメインに、その他応急的な充電(スマホやインカム)に使います。

カウルも爪を折らずに取り付けられました。


ちなみに、自分で作業した後付電装品は、図のようにリレーを介して、

車両のハーネスとは別系統にしています。

A:グリップヒータ/B:レーダー/C:USB電源/D:予備

ですから、リレーの機能をOFFにすると(リレーのヒューズを外せばOK)、

後付電装品の全ては、車両の電気系統から遮断されますので、

車両の電装品に不具合が生じたとき、後付電装品がからんでいるか否かを簡単に判断できます。

余談ですが・・・

リレーからバッテリーまでの長い電源ラインは、常時12V電線なので、注意が必要。

タンクやシートを取り外して、なるべくメインハーネスに沿って引き込む必要があります。

それでも、裸のままでハーネスを這わすのは心配です。

かと言って、丈夫なコルゲートチューブやコイルチューブでは太くなるし、

ハーネスチューブでは頼りないし・・・

そこで裏ワザ。このチューブ。

シリコンスプレーで、少しだけ穴から吹き付ければ、2mくらいは2Φの電源ラインを

通すことが出来ます。弾力性があり防水性もあるので、配線保護にはピッタリ。

金魚屋さんで売ってます。(透明なものやビニル製は×、黒い耐硬化性のあるゴム質なヤツ)

以上でした。おわり


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